八卦掌 換掌式
弊会で行っている八卦掌は、正式には龍形八卦游身掌(りゅうけいはっけゆうしんしょう)といい、走圏を行い、手を入れ替え(換掌)歩く向きを逆転する、八つの形(換掌式)があり、そこに八卦掌の要素が詰まっております。
換掌式
- 単換掌(たんかんしょう)
- 双換掌(そうかんしょう)
- 上下換掌(じょうげかんしょう)
- 青龍探爪(せいりゅうたんそう)
- 白蛇吐信(はくじゃとしん)
- 大鵬展翅(だいほうてんし)
- 白猿献果(びゃくえんけんか)
- 八仙過海(はっせんかかい)
走圏を西からはじめて、七歩目で換掌式を行うことで進行方向が逆転し、逆回転で左右対称に換掌式を行うと、最初の立ち位置に戻る構成になっております。
平起平落(へいきへいらく)、螺旋勁(らせんけい)、斜中正(しゃちゅうせい)など、太極拳とはまた違った趣があります。
※豆知識:中国語では「走」と書いて、日本語で言うところの「歩く」という意味になります。ですので、走圏は走るのではなく歩きます。大昔に漢字が輸入され、日本語に当てはめた際に、誤訳したのではないかと推察します。
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