八卦掌 走圏
弊会で指導する八卦掌の歩法。
最初に自分が向いている向き(図では上)を南とみなして、八歩で一周(360°)を回ります。開始位置は西、図の⑧の位置からです。最初はわかりにくいので、円の中心と45°ごとの位置に目印を置くとよいです。
- 八歩で一周。一歩で45°移動する
- 開始位置は⑧の位置。方角は西(上を南と考える)
- 内側の足から開始
- 足は二本あるので、足幅のレールが円周を描いているようなイメージ
- 常に片足立ちに。移動する足を床に付けたら全体重を載せ、すぐに後ろの足を前に送り出す感じ。
- 足を浮かせるときは足裏全面を同時に浮かせて、接地するときも足裏全面を同時に置く(平起平落)
第一段階に慣れてきたら、次は足を斜めに置くように歩きます。片方の足で内外の足のレーン両方を踏むように歩きます。内側に母指球、外側に踵(かかと)を置きます。奇数の足、つまり内側の足は股関節を開いて歩くので擺歩(はいほ)になります。偶数の足、外側の足は股関節を閉じて歩くので 扣歩(こうほ) になります。
この際に注意することは、つま先だけの向きを変えようとするのではなく、足全体でつま先の方向を変えるということです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません