はじめに:夏のスポーツに潜む“熱中症”リスクとは?
今年も暑い夏がやってまいりました。スポーツを楽しみたい人にとって、30℃超えが日常的になってしまったこの時期は、活動に注意が必要です。
弊会も、通常は市民体育館で活動しておりますが、一般に市民体育館はエアコンなどが効いておらず、ただそこにいて、立っているだけでも汗が吹き出てくるような環境だったりしますので、暑い時期にはあまり動きすぎないように注意しています。
近年の夏は、気温35℃を超える猛暑日も珍しくありません。そんな中でのスポーツや屋外活動は、熱中症のリスクを大きく高めます。
熱中症とは、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことです。主な原因は、以下の3つに分類されます。
熱中症の主な原因
- 高温・多湿の環境(気温28℃以上+湿度70%以上)
- 大量の発汗による脱水と塩分不足
- 直射日光による体温の急上昇
熱中症の主な症状
- めまい、立ちくらみ
- 頭痛、吐き気
- 筋肉痛や筋肉のけいれん(こむらがえり)
- 異常な発汗または汗が出なくなる
- 意識がもうろうとする、けいれん、失神
重症化すると命の危険を伴うため、早期の予防が何より重要です。
熱中症対策の基本:ウェアとグッズで差がつく!
熱中症を防ぐには、次の3つの対策が基本です。
こまめな水分&塩分補給
体内の水分と電解質(ナトリウムなど)をバランスよく補給することで、体温調整機能が正常に働きます。汗をかく量が多い場合は、スポーツドリンクや塩分タブレットが効果的です。
衣類と装備で体温上昇を防ぐ
吸汗速乾ウェアや冷感素材、遮熱キャップ、ネッククーラーなどを活用して、「熱を逃がす」、「熱をためない」工夫をしましょう。特に首・脇・背中などの大きな血管が通る部位を冷やすのが効果的です。
気温・湿度に応じて活動量を調整
真夏日や熱中症警戒アラートが出ている日は、無理な運動は避けましょう。日陰を選んだり、早朝・夕方など涼しい時間帯に運動するのも有効です。
参考:熱中症はどんな人がなりやすい?
- 体力や筋力の少ない子どもや高齢者
- 汗をかきにくい暑さに不慣れな人(運動初心者)
- 過度なダイエット中や水分摂取量が少ない人
- 屋外で働く人、部活動の学生 など
これらに該当する方は、早め・多めの対策が大切です。太極拳教室の場合、比較的高齢の方が在籍していることが多く、暑さ対策には十分な注意が必要です。
【厳選】夏におすすめの熱中症対策ウェア5選
冷感Tシャツ
- 接触冷感+高通気素材
- 吸汗速乾でべたつかず快適
- スポーツにも日常にも◎
吸汗速乾インナー
- 肌から汗を逃がしてすばやく蒸発
- 動きやすいデザイン
- 洗濯機洗い可能
冷却アームカバー
- 紫外線98.6%カット
- ひんやり冷感素材で直射日光をブロック
- 動きを妨げない
キャップ|
- 通気性に優れた素材
- 速乾性が高い
- 手洗い
ネッククーラー
- オーガニックでナチュラルな植物性PCM(フェーズチェンジマテリアル)を使用
- 快適なクールダウンを実現
- 取り扱いも簡単
【便利】熱中症予防に役立つスポーツグッズ5選
ハンディファン(持ち運び扇風機)
- ハンズフリーで移動・運動中も使用可能
- USB充電式
- 風向きの調整が可能
保冷対応の水筒/スポーツボトル
- 炎天下でも冷たい水分をキープ
- ワンタッチ開閉+持ち運びしやすい軽量設計
- 飲み口を外せて洗えるのでお手入れが簡単
塩分チャージ系サプリ/タブレット
- 発汗によって失われた体内の塩分を補給するのに最適
- ナトリウム、カリウムを配合
- スポーツドリンク味
冷却スプレー/冷感ミスト
- 汗をかくたびひんやり持続
- 衣類を除菌
- 爽やかなミントの香り
冷却タオル(濡らして振るだけ)
- 冷感繊維素材を使用したタオル
- UVカット加工で日差しから肌を守ります
- 軽量なので、持ち運びにも便利
まとめ:夏の運動を安全&快適に楽しもう!
- 熱中症は「事前対策」が最も重要
- 正しいウェアと便利グッズを活用して、夏の運動を安全で快適に
- 気温・湿度に応じて運動量の調整も忘れずに!
熱中症は命に関わる危険もあるため、「ちょっと暑いな」と思ったときが対策のタイミングです。
ウェアやグッズを賢く選んで、快適な夏のスポーツライフを送りましょう。
季節ごとに利用料は変動してもいいので、市民体育館なども、エアコンが効くように設備を整えていってもらえると助かるのですが。
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