二胡とカンフーのコラボイベント

6/27の日曜日に蓮華会の田中さんのご紹介で、手取フィッシュランドにて二胡とカンフー演武のコラボイベントを実施させていただきました。雨で中止かと思いきや、その時間帯だけ奇跡的に雨が止み、なんとか開催できました。

私は形意拳の八勢、八式槍、太極刀、田中さんが二胡の演奏と、八卦棍、龍形剣の演武、二人で太極拳14勢套路と連散手を披露。

中国武術では、槍、刀、棍、剣という4つが主な武器の種類です。日本では刀と剣を同じもののように扱いますが、中国では片刃で反りがあるものを刀、両刃でまっすぐなものを剣として明確に分けています。

戦っている最中に、これらの武器が壊れたり失ってしまったりしたときに、素手で武器と同じ動きで戦ったことで、太極拳や形意拳といった、素手で戦う拳法へと発展していきました。

現代では、一般的に武器は持ち歩けないので素手の動作が主流になっていますが、元々は武器術であり、武器で戦っても、素手で戦っても同じ動きをしています。

よく「武器は手の延長」という言われ方をしますが、我々は「手は武器の縮小」という考え方です。

終わったあとには、特撮ショーのプロのスタッフの方からいろいろアドバイスをいただきました。イベントの見せ方というのもなかなかに難しい!

久しぶりの、衣装着て人前での演武は緊張しました。この衣装、オーダーメイドのカンフー風アオザイ(なんと中国じゃないw)で、よくよく思い出してみると10年近く前に作ったものですが、着るのは今回が二回目。そこそこの値段したはずですが、出番が無さすぎですね(^_^;)