第二回富士山国際親善総合武道演武大会

6/10(土)に、静岡県富士宮市で九十九式太極拳の会 代表師範 岡部武央先生が主催された、「第二回富士山国際親善総合武道演武大会」に参加させていただきました。

あいにくの天気で富士山を拝むことはできないかと思っていたのですが、当日の朝4時〜6時半に奇跡的に雲が晴れ、富士山を拝見することができ、今大会を天も祝福しているかのようでした。(それ以降は最後まで雲が晴れることはありませんでした)

流派の垣根を越えて、同祖の99式太極拳を演武するというこの企画に、武術会ねむり猫 畔柳 環畔 先生・快風院 深井信悟 先生・極峰拳社 遠山知秀先生 一門という名だたる方々に加えて、今回99式太極拳の創始者である、陳泮嶺 公の実孫・陳泮嶺伝統武術世界家族総会 会長 嶺雲派第3代掌門人の陳暁怡先生御一門日本99協会の方々も参加され、大変素晴らしい大会でした。

陳暁怡先生御一門の方々とは陳暁怡先生の継承式以来、7年ぶりの再会です。

私も末席ではありますが、遠山先生の一門として、午前中の九十九式太極拳の部では第一段の套路および、第二段までの連散手を、午後の総合武道の部では、龍形八卦棍とその応用を披露させていただきました。

翌日は日本99協会の皆様を富士山世界遺産センターにお連れし、さらには岡部先生の総合武道研究会「玄武館」道場を表敬訪問させていただき、歓談の後、岡部宜史先生に導いていただいて櫻公路伝99式太極拳を勉強させていただきました。

富士宮最後の締めに99協会の皆様たってのご希望の富士宮焼きそばを堪能し、名残り惜しくもとうとうお別れの時間となりました。

駅で皆様をお送りしたあと、私も帰路に。連日の練習や移動の疲れが出たのか、運転中に強い眠気を感じたため、浜松SAで小一時間程仮眠を取り、ドライブを楽しみながら、金沢に帰着しました。

大会を主催された岡部武央先生、参加された諸先生方、そしてお誘いくださった遠山先生に感謝しつつ、今後も99式太極拳の普及に尽力していきたいと、改めて感じる大会でした。