掛け試し稽古会にて

今日、太極拳は健康のためにやる方や、表演大会に出る方など、様々な関わり方、楽しみ方がありますし、関わり方は個々人の自由です。しかしながら、本来は武術であり、戦闘技術、さらには生き延びるためのサバイバル技術です。

せっかく武術をやっているならば、本当にその技術が使えるのかを試したくなってしまいますよね(特に男性は、、、多分)。

かといって、普通に会社員とかをやっている身としては、ガチの格闘大会とか怖いし、ケガとかして仕事に支障きたしても困るし、実際おっかねーしと二の足踏むのも仕方のないこと(^_^;

そこで、出来るだけ安心かつ安全に他流武術との交流を図ることができる全国交流掛け試し稽古会に参加させていただいてます。

北陸でも、富山県で2ヶ月に1回、実施されており、いつも楽しく稽古させていただいております。直近では5/23と7/31に参加してきました。

5/23高岡にて

個人的には、毎回テーマを決めて臨んでいます。5/23のテーマはまんま「太極拳」。わりと形意拳が戦闘イメージしやすいので、そっちの動きが多くなりやすいのですが、なんとか太極拳の技を一つでいいから成功させようと頑張りました。

結果、一度だけですが高探馬を成功させることができました。フリーファイトでちゃんと捋(リィ)を掛けて技を決めれたのは、初めてです。まあ、こんな機会でもなければ、フリーファイトなんてないですけど(笑)

それ以外は、やっちゃダメと言われてるミドル回し蹴りを手で払ってしまったり(もし本気で蹴られたら腕折れたりします)、丸太のような脚のローキックにびびって、下半身ばかり見てしまったりと、反省点だらけでした。

最近では7/31に参加してきました。

7/31 県営富山武道館にて

この日のテーマは「馬形」。形意拳の十二形のうちの一つです。先日の演武会で形意拳の八勢の套路を披露するにあたり、先生にいろいろ直していただいたのですが、その際にちょっとした気付きがあったので、それを試してみました。

簡単に言えば、相手の突きを上から叩いて、その手が戻る勢いで前にでて突くといった動作です。結果、やはり1回だけ成功できました。

その他は例によって反省点ばかりで、空手や護身術の先生方にやられまくりでしたが(笑)

まあでも稽古会であって勝ち負けではないので、これでいいんです!(と、自分をなぐさめて(笑))

掛け試し稽古会代表の高久先生が掲げる理想には程遠い身ですが、今後も稽古会に参加し、自分を磨いていけたらと思います。

あと指導員として、その手の質問されて答えられないと、ちょっと残念ですしね~。経験積まないと( ・`д・´)

あ、うちの生徒になったら、稽古会に参加しなければならないとか、そういったことは全く無いので、安心して習いに来て下さいね!